四条大宮商店街について

四条大宮は、四条通り、大宮通り、そして後院通りが交差するエリアです。
昭和6年(1931年)に京阪電鉄新京阪線(現在の阪急京都線)の終着駅として「京都駅」(現在の大宮駅)が開業して以来、昭和38年に河原町駅まで延伸されるまでの30年以上にわたり、賑わいを見せ、その活気から『京都の新宿』と称されました。かつては京都市内の市電の主要ターミナルでもあり、戦前・戦後の交通網の変遷を経て、現在は嵐電「四条大宮駅」、阪急「大宮駅」、市バスなどの交通拠点として栄えています。

終戦直後、四条大宮エリアの商店を中心に発足した「京新宿街」が母体となり、その後に「四条大宮繁栄会」と名前を変更しつつも、加盟店舗を増やし、平成4年には「四条大宮商店街振興組合」として法人化され、今日に至っています。この商店街は、個人商店だけでなく、多くの企業も加盟する珍しい商店街となっています。発足以来、四条大宮交差点を中心に、魅力あふれるまちの実現を目指し、安心・安全のための取り組みやイベントを積極的に行っています。

四条大宮周辺には、壬生寺や新選組ゆかりの地、二条城など観光名所が多数あります。近年では、ホテルや民泊などの宿泊施設も増加し、東は祇園・東山エリア、西は嵯峨・嵐山エリアなどと直結する京都観光の拠点としても利用されています。私たち『四条大宮商店街振興組合』は、この商店街が​​【笑顔まじわる商店街】となるよう、多くの方々に四条大宮を訪れ、滞在し、楽しんでいただける魅力あるまちに育てる努力を続けてまいります。